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2022年4月12日(火)10:45~10:55
於:党本部平河クラブ会見場

茂木幹事長

【冒頭発言】

役員連絡会の概要についてご報告いたします。
今日は、役員連絡会の後に副幹会議、2週間前に参院選に向けて、それぞれ副幹の先生方に地域の担当を割り振らせていただいて、その報告と議論をしていましたので、会見が今の時間になりました。
役連の概要ですが、昨日の夕方やって、今日そんなに状況が変わっておりませんので、話していたことは、ほぼほぼ同じなのかなと。
私からは、参院選に向けた準備の話、それから、この参院選の前哨戦となります石川の参議院補選の話。更には、ロシアによるウクライナ侵略の問題。そして、残り2カ月となった通常国会、しっかりと緊張感をもって臨んでいきたいと、こういう話をさせていただきました。
髙木国対委員長からは、経済安保法案を参議院に送付した話。今後の本会議の日程。ペーパーレスに関する規則改正の問題。文通費について与野党の協議が整ったということで党内プロセス、または本会議の日程等々について説明があった。
岡田参議院国対委員長からは、各委員会の動きであったり、ロシア制裁の関税、外為法案、今後の流れ等々について話があった。
関口参議院会長からは、参議院石川補選の話がありました。
世耕参議院幹事長からは、参議院石川補選について、昨日は宮本さんの当選同期の人間がみんなで石川の方に入ったと、この報告。自分も、もう一回入るという話がありました。それから、夏の参院選に向けて総決起大会、かなり入ってきているので、また役連の皆さんにも弁士等で協力をしてほしいという話がありました。
西村選対委員長代行からは、京都府知事選挙勝利への御礼、それから参議院石川補選について話があった。
高市政調会長からは、今週の政調審議会、火曜・木曜にやると。その案件と、14日(木)に「原油価格・物価高騰等総合緊急対策に向けた提言(案)」をとりまとめたい。また、新たに成人となった18歳・19歳の方がアダルトビデオに出演を強要される問題についての今後の進め方について話があった。
福田総務会長からは、今週の総務会の日程について話があった。
役員連絡会の概要は以上です。
私もおそらく、これから各選挙区入りというのが、かなり多くなってくるんじゃないかなと思っておりまして、今週末は今日、宮城の候補者が決まりますので、その説明を兼ねて宮城の方を訪問しようと思っておりますし、17日(日)は福岡県に出張すると、こういう予定であります。私からは以上です。

質疑応答

Question
北海道新聞です。トリガー条項の凍結解除についてお尋ねします。先週の3党の実務者協議で、自民党側からは5月からのトリガー実施は難しいとの考えを伝えたとのことで、公明党と国民民主党の方からも容認する意見が出ました。凍結解除について4月末に政府がまとめる緊急経済対策に入れるのは難しいというお考えなのでしょうか、幹事長のお考えをお聞かせください。
Answer
まだ、この実務者協議も進んでいる途中でありまして、どう決めたという段階にはないと、先週8日ですか、この協議、議論の結果について、我が党から出ている加藤勝信さんから報告を受けましたけれど、3党で何かについて合意したと、こういうレベルではなくて、様々な課題等について今、整理をしている段階であると聞いておりまして、いくつかの想定というのは、あるということですけれども、何ら今の段階で決まったものではなく、協議が続いているとこのような報告を受けております。
Question
ロイターです。幹事長のご担当ではないことは百も承知で伺うのですが、6年10カ月ぶりの円安水準となっておりまして、参院選を控えて、物価高、燃料高などの受け止めを踏まえて幹事長のお考えをお聞かせください。
Answer
これは私、経済再生担当大臣、経済財政政策担当大臣から一貫しておりますけれど、株価、または為替についてのコメントについては控えたいと思っております。もちろん、急激にそういった株式市場であったり為替市場が動くということについては、よく注視をしていかなければいけない。一方で今、ウクライナの問題もあり、原油高、若干ここに来てWTI、一時より落ち着きは見せておりますが、まだ高いレベルで推移をしている。また、同時に原材料であったりとか食料等についても値上がりと、こういったものもあるわけでありまして、こういった課題、更には長引くコロナの影響も受けている中小企業の資金繰りの問題等々につきましては今月まとめる総合緊急対策と、この中でしっかり対応していきたいと思っております。
Question
NHKです。宮城の選挙区について今日、候補者が決定すると仰っていましたけれど、宮城特有の事情があったということだと思いますけれど、今月まで候補者決定がずれ込んだことによる本選への影響について、どのようにご覧になっていますか。
Answer
ずれ込んだというか、やはり時間をかけて丁寧に候補者を決めていった方が良いということで、二人の有力な候補というのがいる中で、公平に、公正に候補者を選定して、選定をされたらば県連が一本になって取り組むような体制を作るということで、こういったプロセスを踏んできたというわけであります。もちろん、このプロセスにつきましては、候補として名前が挙がっている桜井氏、石川氏、共に了解をしております。また、私、遠藤選対委員長、世耕参議院幹事長、更には、宮城県連の西村会長や、県連の幹事長等、幹部の皆さんとも合意した上で進めていることでもありますので、この後、候補者が決まったら、その下で一本になってしっかり進めるように取り組んで行きたいと思っております。そんなことも含めて、今週の土曜日には改めて私も宮城の方に、仙台にお邪魔をして、そういった一本になってこの参議院選に向かっていくということをお願いをし、また確認を出来ればと、こんなふうに考えております。