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記者会見

二階幹事長ぶら下がり(与野党党首会談後)

二階幹事長

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質疑応答

Question
フジテレビです。安倍総理から各党に対して、どのような説明があったのか教えてください。
Answer
安倍総理からは、立憲・国民・共産・維新・社民の党首に対して、現行の新型インフルエンザ等対策特別措置法を改正し、新型コロナウイルス感染症を追加したいとのご提案がありました。各政党の反応は、非常に協力的であり、感染を拡大させないということで、これを終息させるという点で一致したということは、大変、結構なことであったと思っております。各政党は、きわめて真摯な対応であり、国民の生命を守るということに、与野党一致協力できたと思っております。いろんなご意見もありましたが、来週中にも成立させていきたいと考えております。具体的には国対の皆さんに現場でいろいろとご苦労頂くことになると思います。全党一致で協力して問題の早期解決に懸命な努力を重ねていきたいと思っております。
Question
一致協力できるということですが、野党側からは主にどのような意見が出されましたか。
Answer
野党としても、こういう問題が問題、事態が事態ですから協力していこうと、こういうことですから、大変結構なことだと思っています。
Question
会談の場で幹事長は何かご発言はされましたか。
Answer
会談は、党として総理の今までの方針を我々は進めていくために、特にこの際はやはり野党の協力が大事ですから、このことに対してご協力頂くべく、我々も懸命な努力をすると申し上げました。
Question
毎日新聞です。共産党などは立法事由が無いということで、なかなか意見に対立があったと思いますが、どのように受け止めていますか。
Answer
それはそれぞれ政党の生い立ちもありますし、いろいろありますから。我々は我々として総理を中心にしてご協力頂ける各党の皆さんのお力を頂きながら、国民の皆さんとこの難局を、大げさに言えばかつて経験したことの無いような難局に、今立たされているわけです。これをどう打開するかということですから、いろんな慣例や、いろんな政党間の意見の違い等を乗り越えて、国民の立場に立って、早期にこの問題を解決できるように、我々はできることはすべてやっていくという決意です。これは総理のお考えでもあるわけです。
Question
東京新聞です。野党からは改正しなくても現行法で対応できるのではないかという意見もあるということですが、幹事長としてはあくまでも改正する必要があるとお考えでしょうか。
Answer
この際、この問題に対して、国民の皆さんも大変ご心配を頂いているわけですから、多くのご意見のまとまったところで、しっかり対応していく。与野党は一致してやっていこうと、こういうことです。
Question
改正するべきだということですか。
Answer
はい。
Question
テレビ朝日です。緊急事態宣言ということになりますと、国民の権利の一部を縛る部分も出てくると思いますけれども、それについてはどのようにお考えでしょうか。
Answer
国民の生命を守るということが政治の中で一番重要なことですから、その局面に今立たされているわけです。我々はいかなることがあっても、しっかりとした決断をし、このことは必ず国民の皆さんのご理解が得られるものと思っております。
Question
読売新聞です。法案は早期に成立させたいというお考えだと思いますが、政府としては閣議決定というのは、どのあたりをお考えでしょうか。
Answer
どのあたりにどの時間にということは聞いておりませんが、今日ずっと総理も出席されておられましたし、事の重大性というものを誰よりも理解されているわけですから、一刻も早くということにおいては何ら疑う余地はありません。
Question
毎日新聞です。今回の新型コロナウイルス対応で、総理の対応は後手後手に回っているという指摘がある中で、今回は国対間の調整ではなく党首会談で総理が直接呼びかけたことについて、どのように思われますか。
Answer
総理は懸命な対応を先頭を切ってやっておられますから、我々としては総理の方針に、党は一致協力してご協力申し上げるというのは当然のことです。
Question
北海道新聞です。総理のあらためての記者会見の必要性はあるとお考えでしょうか。
Answer
それは総理ご自身がお考えになることで、私が申し上げられることではありません。必要があればおやりになるでしょう。