ニュースのカテゴリを選択する

記者会見

役員連絡会後 二階幹事長記者会見

二階幹事長

MOVIE

【冒頭発言】(大西英男副幹事長)

本日の役員連絡会の概要を報告致します。
森山国対委員長からは、予算委員会は本日、分科会を行っている。明日は午前中に一般質疑3時間、午後は「国民生活の安全・内外の諸課題」をテーマに集中審議を4時間行う。
財金委員会の「所得税」、総務委員会の「地方税」については、予算委員会の日程を見ながら、総予算と同日に参議院に送付できるよう審議を進めている。
今週はいよいよ総予算の審議が大詰めを迎える。一日も早く参議院に送付するよう全力を尽くしていくので、役員の皆さんのご指導をよろしくお願いしたい。
世耕参議院幹事長からは、昨日、新型コロナウイルス対策の有識者会議で、この1~2週間が瀬戸際であるという取りまとめがなされた。非常に重要な1~2週間となる。国会として模範となるようしっかりと行動していきたい。
下村選対委員長からは、先週、静岡県議の深澤陽一氏が、県議を辞職し、静岡4区補選の公認申請が県連から上がってきた。清水区では事務所開きが行われ、岸田政調会長が入った。今後持ち回りで手続きを進めて行きたい。
岸田政調会長からは、新型コロナウイルスの経済への影響について、今後、自動車工業会、製造業、観光業等からヒアリングを行い、提言をまとめたい。


以上です。

【冒頭発言】(二階幹事長)

新型コロナウイルスの影響を考慮し、党大会を当面の間、延期することに致しました。日程は状況を判断してあらためて決定したいと思います。全国幹事長会議、青年局・女性局等の会議も延期させて頂きます。
なお「運動方針」等の議案は、「党大会に代わる両院議員総会」を開催し決定したいと考えています。今後の日程は、よく情勢を見て、ご案内頂きます。
中曽根元総理の合同葬は3月15日の予定でありましたが、今朝の閣議で延期が決定されました。


以上です。

質疑応答

Question
日経新聞です。先週末の日経新聞の世論調査で内閣支持率と不支持率が逆転しまして一年七か月ぶりに不支持率の方が高くなりました。これについての受け止めと原因はどのようなものがあるかお考えをお聞かせください。
Answer
支持率というのは時には上がったり下がったりするものですから、そのことに対していま幹事長として感想を述べるほどのことはありませんが、この新型コロナウイルスの問題について政府は、あるいは、党は、いかに速やかな対応をしているか、国民の不安を払しょくするようにいかなる努力をしているかということは当然注目の的であるわけですから、これらに対して政府・党を挙げて十分な対応を、やりすぎたとあとで批判されてもよいから、私はやるべきだと考えています。ご協力をお願い申し上げておきたいと思います。
Question
テレビ朝日です。新型コロナウイルス対策についてやりすぎと批判されてもいいぐらいの対応をとのことですが、これまでの政府の対応をあらためて幹事長として十分であったとお考えでしょうか。一方で感染者は拡大していますが今後どういった対応を求めていきたいかをお聞かせください。
Answer
ここで十分だという判断はなかなか難しいと思いますが、政府も精一杯ご努力をされていると判断しておりますが、なお一層の国民の不安を解消するように全力を注いで頂きたいと強く要望しておきたいと思います。
Question
時事通信です。中曽根元総理の合同葬の延期ですが、開催の時期のめどについてはどのようになりますでしょうか。
Answer
今のところ、関係者の間で意見がまとまっているということではありませんが、再延期ということにならないようにするためにはある一定の日程をとってやるべきではないかと思います。できるだけ早く行わさせて頂きたいと思っていますが、こういう状況の中で急いでやるべきではないとお亡くなりになった中曽根総理も思っておられるでしょう。自分のことでみんな集まって病気が蔓延するようなことになってはいけないと。そこは常識的な判断をして決めさせて頂きたいと思います。
Question
朝日新聞です。新型コロナウイルス感染拡大について、今日の日経平均が大幅に下落しており、アメリカのニューヨークダウの市場にもかなりの影響が出ています。これから経済の実態の方にも影響が出てくると思いますが、こうしたところへの対策の必要性についてはどのようにお考えでしょうか。
Answer
この影響は当然起こりうるだろうと思っておりましたが、一喜一憂することなく、慎重に対応していきたいと思います。政府と協力して万全を期していきたいと思っています。
Question
北海道新聞です。新型コロナウイルス感染拡大について、海外の市場も含めて世界同時株安というような状況にもなってきていますが、その受け止めと、日本政府の運営に与える影響についてはどのようにお考えでしょうか。また、あらたに経済対策を打つ必要があるかどうかどのようにお考えでしょうか。
Answer
このような状況であることは多くの皆さんがニュース等で承知をしているわけですが、その影響をできるだけ国民生活に少なくするように努力することをこれから政府と協力してやっていきたいと思います。あらたな対策については今しばらく慎重に見極めたいと思います。