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記者会見令和予算

役員会後 二階幹事長記者会見

二階幹事長

【冒頭発言】(金田幹事長代理)

今日の役員会の概要を報告いたします。
まず安倍総裁からは、元号を「令和」に決定した。出典は万葉集で、初めて国書から引用した。広く国民に受け入れられ、日本人の生活に深く根ざしていくことを願っている。先週参議院において予算が成立した。後半国会の審議に、緊張感を持っていきたいとのご発言がありました。
森山国対委員長からは、次回の本会議は明日、情報監視審査会の年次報告と「建築物エネルギー法」の趣旨説明質疑を行う予定であります。次々回の本会議は、9日に上り案件の処理と法案の趣旨説明質疑で立てる予定にしている。以上の発言がありました。
関口参院国対委員長からは、先週予算が成立し、いよいよ今週から第2ステージであります。厳しい日程だが頑張って行きたい。
岸田政調会長からは、政府の10連休対策の取り組みについて、16日に4回目のヒアリングを行うとの発言がございました。

以上です。

【冒頭発言】(二階幹事長)

各地の知事・政令市・県議選等は、投票日まで残すところ6日間、事実上は5日間になりましたが、6日間となりました。残された期間は極めてわずかでありますが、自民党は一層全力を尽くして勝利に向かって戦って行きたいと思っています。ご協力をお願い申し上げます。

以上です。

質疑応答

Question
時事通信です。只今言及ありました各地での選挙ですが、大阪の知事・市長選挙に関して、ともに維新側の優勢とされております。残り1週間、どのようにテコ入れを図って行きますか。
Answer
大阪の知事・市長選挙は、大阪府民の皆さんがしっかり決断されることをわれわれは期待することが極めて大きいわけでありますが、党としても全力を尽くして勝利に向かって邁進する。こういうことでございます。選挙の下馬評といいますか、皆様方からの色んなことについては厳しい戦いのようでありますが、選挙は、初めから楽な選挙はありませんから。この厳しさを跳ね返して、勝利に向かって、必ず勝利するという方向で戦い抜いて行きたいと思っております。
Question
NHKです。本日、外国人材の受け入れ拡大となる、出入国管理法の改正法が施行となりました。改めて、日本の現状として外国人人材の必要性をお願いします。
Answer
今の状況からは、皆さんご承知の通り、外国人材を受け入れざるを得ないほど人手不足といいますか、そういう状況が迫っておるわけであります。したがって、外国人を受け入れてでもこの窮状を何とか乗り越えて行こうというのが、政府及び党の考え方でもあるわけでありますが、そうだからといってここは非常に難しい問題も抱えておるわけでありますから。外国人材の受け入れに対しては慎重に対応していくということは、これはもう大変大事なことだと思っております。
Question
東京新聞です。知事選挙について、福岡・福井・島根・徳島の4県では保守分裂となっております。特に福岡では、自民党推薦の新人が厳しいというような世論調査も出ております。それを受けて、各県連や県所属の国会議員との間でしこりが残ってしまうと、3か月後の参院選への影響は避けられないという見方もあります。党としてどのように対応するお考えでしょうか。
Answer
選挙は全力を尽くして戦い抜いて、勝ち抜くことが大事であります。勝ち抜けばしこりも何も無くなるわけです。十分な戦いをせずに、ぼやぼやしておって、悔いが残った場合にしこりがあったり言い訳をするわけですね。われわれは選挙で言い訳はならんと思います。全力を尽くして勝利あるのみ。与党である自由民主党は、それぐらいの覚悟、それぐらいの決意が無くしてどうするのかという思いです。
Question
東京新聞です。そうすると、勝てなかった場合にはしこりが残る可能性もあるというふうに見てもよろしいでしょうか。
Answer
勝てないということは思っておりません。勝つことのみ考えて、勝利に向かって全力を尽くし邁進致します。
Question
毎日新聞です。総理から新元号について言及があったということですが、他の役員の皆さんからは何か元号についてのご意見等のお話はありましたか。
Answer
今日は皆喜びいっぱいでごさいますから、元号のことに関してはね。ですから、今日は特にこのことに対して賛成だとか良かったとかというそういう発言はありませんでしたが、会場の雰囲気は極めて和やかで、今日は大変皆が喜んでおるという感じでした。
Question
西日本新聞です。憲法審査会について、先週設定された憲法審査会の幹事懇談会に野党側は出席致しませんでした。野党側は頑なな姿勢を示しておりますが、今後はどのように審議を進めて行きたいとお考えでしょうか。
Answer
野党には出席を呼び掛けていくという親切さは持ち合わせていかなければならんと思いますが、野党の皆さんもう少し冷静になったら、出席するのが重要だということがお分かりになるんじゃないでしょうか。