平成29年10月22日(日)22:41~22:52
於:党本部8Fリバティ2号室
於:党本部8Fリバティ2号室
質疑応答
- 日本テレビの山本です。今回の総選挙では、勝敗ラインを事前には自公で過半数という風に定めておりましたけれども、各社の調査ではそれを大きく上回る結果が出ております。この結果について、まず受け止めをお願い致します。
- 選挙の勝敗ラインを含め、見通しはやはり常に厳しい数字、認識を持って臨む。私たちとしては一番気を付けておかなければいかんことだと思っております。そういう思いであります。
- 日本テレビの山本です。今回の各社では自民党の勝利が報じられておりますけれども、勝因についてはどこにあるとお考えでしょうか。
- 特別、自民党が戦いにおいて、どこがご理解をいただいたかということに対して今後分析をしてみる必要があると思いますが、一生懸命戦ったということは多くの皆様にご理解をいただけたのではないかと思います。今後もこのことを忘れずにしっかりやっていきたいと思っている。
- 日本テレビの山本です。これから来年には総裁選があります。安倍総裁の3選を支持するお考えでしょうか。
- 今、総裁が立候補をされるかどうかということは明確でない訳でしょう。これを明確になされた後に我々が判断をする場面でしょう。私は前から総裁がその気持ちなら、引き続きおやりいただくことを大変大事なことだと。したがって、安倍さんの後は安倍さんだと。そういう感情です。
- 日本テレビの山本です。この後、首班指名、組閣と続くことになりますけれども、選挙で勝利した後になりますけれども、党役員人事や内閣改造はするべきとお考えでしょうか。
- 私は全く誰からもこの話は聞いておりませんが、今後において総裁がご判断をされることですから。その判断に従って党内がまとまっていくことが良いことだと思っております。
- 時事通信の水谷です。幹事長としては今回の選挙で、第2次安倍政権発足以来の安倍政権の政権運営に対して、国民の皆さんからどのような判断が下されたと思っておりますか。
- 大まかに言って、政権運営そのものや安倍総理の人柄については全面的にご支持をいただいたものだと理解をしております。
- 読売新聞の福田です。憲法改正について、自民党がかなりの議席数を取り憲法改正に弾みが付くかと思っておりますが、今後のスケジュール感について教えてください。
- 選挙が終わったばかりでありますから、これから党内あるいは党の外からも色んなご意見があろうかと思います。それをやはり真摯に受け止めて対応していく。選挙を終えたからといって、このことに関しての対応、運び方は慎重であってもらいたいと思っています。
- 朝日新聞の明楽です。希望の党と、憲法改正等を通じて今後の連携の可能性等についてはどうでしょうか。
- 希望の党と言っても、まだお目に掛かってもおりませんし。どういうお考えにあるのかをまた伺った上で後日お話をしたいと思います。
- 日本テレビの山本です。質問が戻りまして大変恐縮ですが、この後幹事長としては、選挙に勝利した後ですけれども幹事長を続投されるお考えでしょうか。
- そんなことは毛頭考えたこともございません。
- NHKの田尻です。今回の自公政権の実績というものについて、これは選挙戦でも幹事長は訴えて来られたと思います。そうした観点で、公明党との連立や協力関係といった点ではどういう評価をこの選挙で受けたか、今後どうしていきたいか、その辺のお考えを。
- 過去18~9年とずっと続けて来た自公の連携が軌道に乗っておると判断をしておりますが、今後とも自信を持ってこれを進めて行きたいと思っております。
- NHKの田尻です。都議会議員選挙を経て、そこから見ると少しギクシャクというかが自公の間の選挙における連携で見られた部分がありましたけれども。今回の選挙でそうした点、がちんと噛み合う部分はいかがでしたでしょうか。
- それぞれ反省に基づいてしっかりやっていこうということで、対応を改めて神経を使いながらやった結果だと思います。
- 朝日新聞の明楽です。関連してなんですが、今回は幹事長自らが公明党の応援にも入りました。その点は意識をされていたのでしょうか。
- 公明党とは連携を持ってから19年目になります。改めて意識を持って応援に行ったという訳では無くて、友達だから応援に行った。こういうことです。
- 毎日新聞の水脇です。一方で立憲民主党に非常に勢いがあるんですが、これについてはどう見ておりますか。
- それぞれの議員や関係者が一生懸命になって頑張った、その結果だと思います。祝意を申し上げたいと思います。
- NHKの田尻です。関連してですが、立憲民主党やそこから推薦を受けた無所属候補との一対一の構図になった選挙区では、まさにまだ開票途中ですが相当厳しい戦いを強いられて来ました。そうした意味では構図によっては相当全国的に厳しい戦いになったこともあったのではないかと思われます。そうした意味で選挙戦を戦ってみて、立憲民主党や他の野党勢力を脅威に感じられる部分はありますか。
- 我々の方としては、十分この那辺に問題があるかということを反省しながら対応をして行くことが大事だと思いますが。これだけの評価をいただければ、ここから先は更に気持ちを新たにしてしっかり前向きに取り組んで行くということに尽きると思います。
- 共同通信の野見山です。憲法改正については野党の希望の党も維新の党も議論をするということには前向きですけれども、今後、今回の結果を受けて憲法改正の議論の優先順位の高さは。他にも経済再生などのテーマがありますけれども、いかがでしょうか。
- 我々は経済再生の問題、それから憲法の問題をみんな重要視して、これからしっかりした対応をして行かなければならないという責任の重大さを感じていますよ。