平成28年4月1日(金) 14:33~14:38
於:院内第14控室
於:院内第14控室
質疑応答
- (代表質問)テレビ朝日の村上です。大島衆議院議長とはどういったお話をされましたか。
- 大島衆議院議長からお呼びをいただきまして、自民党は私、公明党は井上幹事長と北側副代表が伺いました。大島衆議院議長のご趣旨は、すでに「選挙制度に対する思い」ということで4つの項目をお示しいただいておりますが、要するに各党の考え方がバラバラではなかなか法律として成立させるのが難しいので、特に4つの項目を十分に踏まえたうえで、多数を構成できるように、各党なのですが、特に自公はよく協議をしてもらいたいということですね。
- (代表質問)それに対して幹事長はどのようにお答えになりましたか。
- 私どもは議長の4つのご趣旨を十分踏まえて今、大体考え方を整理しつつございます、ということをご返事しました。
- (代表質問)幹事長は以前、自公は接点がかなり見えてきたとおっしゃっていましたが、現段階で、自公でどこまで一致されているのですか。
- それは公明党の今のいろいろなお考えもありますので、私からは、かなり一致したところもあるが一致しないところもあると言うに留めたいと思います。
- (代表質問)それはアダムズ方式の導入時期も含めてということでしょうか。
- 基本的にその点ですね。
- (代表質問)民進党など野党とはかなり隔たりがあるようにも感じますが、今後、どのように調整をしていくお考えでしょうか。
- 大島衆議院議長もいろいろご調整のご努力をしておられると思うのですね。大島衆議院議長からは4月7日(木)ということで期限を区切っておられますので、それまでに各党としての、最終案ではないにせよ、ある意味での骨格というか要綱的なものを整理して、各党で揉む機会をつくりたいというようなお考えをお持ちのようですので、それがいつになるのかまだ分かりませんが、早急に我々も論点を整理して我々の考えをリファインしておきたいと思っております。
- (代表質問)大島衆議院議長は4月7日(木)に判断を下すとおっしゃっていましたが、7日(木)というのが終着点、最終決定と見てよろしいのでしょうか。
- そういうことではないかと、最終というのは何が最終か分かりませんが、大島衆議院議長は今通常国会の間に法案を成立させるということを念頭に置いておられますので、そう荏苒(じんぜん)と日を送るわけにはいかないというお気持ちが強いと思います。
- NHKの瀧川です。本日は大島衆議院議長から、自民党と公明党の間でアダムズ方式の導入時期について幅があるわけですが、この部分についての考え方は示されたのですか。
- 大島衆議院議長はあの4つの「選挙制度に対する思い」というのを言われて、それ以上踏み込んだことを言われたわけではありません。
- (代表質問)あくまで自公で協議をしろということですか。
- そうですね。あえて大島衆議院議長のお気持ちを忖度すれば、「read my lips」というのがあったかもしれません。これは言わずもがなのことでございます。
- NHKの瀧川です。今後は7日(木)に向けてどういう段取りを踏んでいくことになるのですか。
- それはちょっとまた、我々は我々で協議をして準備をしなければいけませんので、まだ今の段階では何ともお答えがしづらいなと思います。
- NHKの瀧川です。7日(木)までに要綱というものをつくるということですか。
- 要綱とはおっしゃらない、「要綱的なもの」ということでした。
- NHKの瀧川です。それは自民党がつくるということですか。
- いや、それは各党つくるようにということではないでしょうか。つまり、要綱になるくらいにそれぞれの考えを整理しなさいと言うことだろうと思います。
- 日本経済新聞の田島です。6減の対象県の選び方について、透明性の確保ということをこの間、大島衆議院議長から言われたわけですが、この点について本日はやり取りがあったのでしょうか。
- 特にやり取りはしておりませんが、「あの『選挙制度に対する思い』の4つのなかで示したこと」とおっしゃっていました。
- 時事通信の越後です。公明党側はどういう対応をされたのですか。
- それは、私の口から申し上げることではないと思います。