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政策

極めて身勝手な、民主党の国会運営!

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2009年11月30日

1.非常識な国会の設定。

はじめて総理の所信表明が行われたのは、選挙が終わって56日後。それまで海外でコメントしてマスコミを通じてのメッセージはありましたが、国の最高機関である国会での国民に向けての直接のメッセージはありませんでした。
やっと臨時国会の開催が決まりましたが、外交日程などが目白押しなのにかかわらず、会期を36日間に設定。わが党がそれでは十分な審議ができないと主張しても全く聞く耳を持ちませんでした。

2.期間が足りなくなって強行採決。

その結果、当然に審議日数が足りなくなり、法案を通すため「強行採決」を決行。当然、野党は反発して国会はストップしてしまいました。
民主党は自分たちに都合のいい他の法案も強行採決するつもりだったのですが、世論の批判を気にしてか、議長の一言で正常化。このため、国会を延長するしか方法がなくなったのです。

そして、民主党はやむなく会期延長としたのですが、ここでも横暴さを発揮。わが党の要求をどこまで実施するかも明言せず、4日間だけの延長を強引に決定しました。