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政策

審議拒否は与党にあり、国会審議を尽くせ!

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2009年11月30日

民主党は強引に国会の会期延長を決定しました。民主党の国会運営は、最後の最後まで、国会ルールを無視した独善的なものでした。結局、審議を拒否したのは与党なのです。

わが党は十分な審議時間を要求、ポイントは3点。

民主党に求めたのは、ごく当たり前の要求、
(1)党首討論の開催
(2)集中審議の実施(◇経済・外交安保問題◇政治とカネ問題)
(3)参議院決算委員会での総理出席での総括質疑の実施
の3点です。

やむなく国会を最小限に延長、その理由は。

私たちは審議時間を十分に確保できるよう18日間の国会延長を主張しました。しかし、民主党は強引に4日だけの国会延長を決定。予算編成を理由にしていますが、国会審議と並行して予算編成を行うのが通常です。民主党の言い分は、まさに“批判逃れ”の言い訳。民主党が国会を延長するその動機は、連立パートナーの国民新党から「郵政法案」の成立を責められているからであり、そしてその本音は「疑惑追及逃れ」にあるのです。

私たちは、かつての民主党のように、いたずらに国会を混乱させることが目的ではありません。「慎重審議」を旨とし、法案の賛否は「是々非々」で臨むこと、これが基本姿勢なのです。
経済問題など緊急かつ重要な課題を抱えるいま、非難逃れの国会延長ではなく、十分に時間を確保し、じっくり審議すべきです。
民主党の強引な国会日程の決定は、結局、「鳩山・小沢・菅のトロイカ疑惑」を隠すことではないでしょうか。その本音が見え隠れしています。