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政策

鳩山総理、小沢幹事長は、説明責任を果たすべき!

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2010年1月7日

国民の期待を背負った新政権において、首相と与党幹事長の“ツートップ”が、同時に献金問題を抱えている状況は極めて異常。2人は、来る国会において明確に説明すべきです。

鳩山首相の疑惑

資金管理団体の偽装献金事件で、元秘書ら2人が政治資金規正法違反で起訴されました。総理のかつての発言「秘書の犯罪は議員の責任だ」は極めて重く、「まったく知らなかった」の一言で説明を終えようとする姿勢は、無責任と言わざるを得ません。国会における明確な説明が求められます。

小沢幹事長の疑惑

西松建設からの違法献金事件で、公設第一秘書の裁判が始まったばかりのこの時期に、新たな疑惑が急浮上。資金管理団体の陸山会が5年ほど前、東京世田谷の土地を4億円で購入した際の不自然な資金の流れが問題になっています。この資金に関しての収支報告書への記載がなく、土地購入資金の出どころが不明なのです。小沢氏は数度、政党を解散させ、その際に税金の政党助成金を国に返還していません。これが土地購入資金の原資になっているとも言われています。
西松献金事件では、「収支報告書にすべて記載し公開しているので、法的な問題はない」として、無罪の根拠としている小沢幹事長。今回は記載そのものがないのですから、本人の明確な説明が求められます。