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政策

どこへ行く、鳩山丸!

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2010年2月19日

羅針盤すらない鳩山丸

自民党は野党になったことを受け、再出発に際し新しい党の「綱領」を発表しました。しかし、驚いたことに民主党には最初から「綱領」が無いのです。綱領もなく羅針盤を持たない“鳩山丸”ですから、社民党が左と言えば左に、国民新党が右といえば右に舵を切り、文字通り右往左往しているのです。普天間の移設問題は典型的な例。
こんな“鳩山丸”にこの国を任せることはできません。

影の船長は小沢幹事長

鳩山船長の舵取りで蛇行が続き混乱を招くと、黒幕船長の小沢幹事長が出てきて、鶴の一声で方向性を決めてしまいます。小沢幹事長が、“鳩山丸”の舵を握っているのです。さらに不思議なのは、その舵取りが間違っていても乗組員は全員無言のままでいること。とても不気味で危険な船ではないでしょうか。

有権者を偽る「マニフェスト違反」が満載

“鳩山丸”の積み荷は、先の総選挙で約束したマニフェストが満載。しかし、「暫定税率廃止の撤回」や「天下り全廃からの変節」など、約束違反の積み荷がたくさん明らかになってきました。鳴り物入りで積み込んだ「子ども手当」も全額国費負担が撤回されたり、ここに来て平成23年度以降の満額支給もあやしくなってきました。
すべては財源の問題で、そもそも「ムダの排除や予算の組替え」で財源が捻出できると言っていたこと自体が真っ赤なウソだったのです。私たちは、今後とも厳しく“積み荷チェック”をしていかなければなりません。

小沢幹事長は韓国大統領に「外国人参政権付与法案」の早期成立を約束し、鳩山総理はその問題で「日本列島は日本だけのものじゃない」と発言したりしています。この2人は一体どこの国のリーダーなのでしょうか。2人の舵取りに不安を感じない人はいません。いま、「船舶検査」が必要なのは、北朝鮮の船ではなく、2人が舵を取るその船が先かもしれません。