
石破総理に提言を申し入れる調査会役員
治安・テロ・サイバー犯罪対策調査会(会長:高市早苗衆議院議員)は、「「治安力」の強化に関する提言~安全・安心な日本を取り戻すために~」を取りまとめ、5月27日に石破茂総理大臣に申し入れました。
治安が悪化していると感じる国民が増えていることに加え、ネット空間の偽情報の拡散など海外発の脅威が日々高まっていることから、我が国の安全・安心を取り戻すべく、対策をまとめました。
1、公的部門における「治安力」の強化
(1)海外からの脅威への対策
ア、偽情報等の収集・分析・集約や偽情報等に対する対外発信等の対策を強化
イ、政策決定を支える情報収集・分析能力の強化、諸外国と同水準のスパイ防止法の導入に向けた検討
(2)国内における対策
ア、「国民を詐欺から守るための総合対策 2.0 」の着実な推進
イ、CBRNE(化学剤、生物剤、放射性物質、核物質、爆発物)を用いたテロの対策
ウ、ローン・オフェンダー(特定のテロ組織等と関わりのないままに過激化した個人)等による事件の対策
エ、ドローンの対処能力向上・利活用推進
2、民間部門の協力による「治安力」の強化
(1)警備員を確保しつつ警備業務の質の向上
(2)インターネットによる証券取引サービスへの不正アクセス等の対策

「治安力」の強化に関する提言 ~安全・安心な日本を取り戻すために~
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