2012年02月24日
谷垣総裁は24日、女性局の「児童虐待ゼロ」を目指す「ハッピーオレンジ運動」の一環として、東京・世田谷区内の関連施設を視察しました。
谷垣総裁は、最初訪問した銀の鈴幼稚園で、園児の父母から子育てに対する不安の声に耳を傾けました。
谷垣総裁は、「親の孤立感が高まれば、虐待につながる」などの声に対し、「(子育てに対する)自発的な絆を育てていかないといけない。具体的政策につながるよう党内で議論する。党ホームページにも意見を寄せてほしい」と応じました。
その後、谷垣総裁は、児童養護施設の東京育成園で、子供の生活の場を一般家庭と同じようにしたグループホームを視察。スタッフとの意見交換では、職員の配置基準の見直しや、専門職の人材育成に関する要望が出されました。
またこの日、谷垣総裁は、NPO法人児童虐待防止全国ネットワークにも足を運び、専門家と里親の資質向上などについて意見を交わしました。
視察後、谷垣総裁は「地域の絆が弱くなり、(子育て中の親の)孤立感がある。絆をどう作るかが課題だ」と述べ、児童虐待防止についてわが党の具体策を取りまとめる考えを示しました。
視察には、逢沢一郎総裁特別補佐、島尻安伊子女性局長、石井みどり前女性局長、永岡桂子、上野通子両女性局長代理、若宮健嗣、越智隆雄両前衆院議員が同行しました。