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政策

第192国会
第2次補正予算、TPPなど重要案件が承認・成立
議員立法も相次ぎ審議・成立

平成28年12月15日

第192国会 第2次補正予算、TPPなど重要案件が承認・成立 議員立法も相次ぎ審議・成立

将来世代の年金給付水準を確保するために年金額の改定ルールを見直す国民年金法改正案と、カジノ施設を含む統合型リゾートを整備推進するための法案が14日、わが党などの賛成多数で可決、成立した。
今臨時国会(第192国会)は9月26日、安倍晋三総理の「未来への投資」と「働き方改革」などを柱とする所信表明演説で始まった。未来への投資については、事業規模28兆円を超える新経済対策を盛り込んだ平成28年度第2次補正予算案(総額3兆2869億円)が提出され、わが党などは速やかにこれを成立させた。
続いて、環太平洋経済連携協定(TPP)の承認案と関連法案、消費税率を10%に引き上げる時期を2年半延期するための法案、地球温暖化対策を進める新たな国際的枠組みである「パリ協定」の承認案などの重要法案が次々と審議入りし、承認・成立した。当初会期66日が14日間延長された中で、がん対策基本法改正案などの議員立法の審議・成立も相次いだ。
会期末を迎えた14日には、委員会審議を終えた国民年金法改正案と統合型リゾート整備推進法案を最終的に本会議で賛否を問うのに当たって、野党から、参院に伊達忠一参院議長不信任決議案、衆院に内閣不信任案が提出されたが、いずれもわが党などの反対多数で否決。統合型リゾート整備推進法案は会期を3日間再延長した中で、15日未明に成立した。