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政策

平和安全法制特別委 一般質疑(10日)
「憲法解釈との論理的整合性は保たれている」

平成27年6月10日

 衆院平和安全法制特別委員会は10日、中谷元防衛大臣、岸田文雄外務大臣など関係閣僚が出席して一般質疑を行いました。わが党から質問に立った盛山正仁衆院議員は、今回の平和安全法制が憲法に整合しているかどうかや、どのような考え方で法制の整備を進めたのかについて質問しました。
これに対して、横畠裕介内閣法制局長官は「武力の行使」などの考え方について、集団的自衛権と憲法との関係に関する昭和47年の政府見解と、憲法解釈に関する昨年7月の閣議決定を踏まえて説明したうえで、「これまでの政府の憲法解釈との論理的整合性は保たれている」と答弁。また、岸田外務大臣は「平和安全法制の整備によって、力強い外交を進めることにもつながる」と指摘しました。
盛山議員は「この考え方をどう国民に理解してもらうかがポイントだ」と述べて、同法制や自衛隊の活動に対する国民の理解が一層深まるよう努めることが重要だと強調しました。