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過去最多の鳥インフルエンザ 普段の生活での注意点は?

23道県で鳥インフルエンザが確認されています。(グレーが発生が確認された道県)

全国の養鶏場等で高病原性鳥インフルエンザの感染事例が相次いで確認されています。昨年10月に岡山県で確認されて以降、全国23道県で57例(1月10日午前7時現在)の感染が確認され、防疫措置の対象となった鳥は1000万羽を超えました。発生が確認された農場の家きん、鶏卵などが市場に出回ることはなく、鶏肉・鶏卵は安心・安全に消費できますが、普段の生活での注意点についてまとめました。

十分な加熱で感染性はなくなる

わが国では、鶏肉や鶏卵を食べて、鳥インフルエンザウイルスに感染した例は報告されていません。
なお、鳥インフルエンザウイルスは加熱すれば感染性がなくなります。万が一食品中にウイルスがあったとしても、食品を十分に加熱して食べれば感染の心配はありません。加熱するときは、食品全体が70℃以上になるようにしましょう。鶏肉の場合は、ピンク色の部分がなくなるまで加熱するとよいでしょう。

発生現場を見に行かないように

海外では人から人へ鳥インフルエンザが感染したことが疑われる事例がありましたが、人に感染する可能性は極めて低いと考えられています。
わが国は感染した家きんや農場等の防疫処理を徹底して行っているので、通常の生活で鳥インフルエンザに感染する可能性はありません。
ただし、鳥インフルエンザが発生した現場を見に行くことはやめましょう。病気の鳥と接触したり、フンを吸い込んだりする機会を自ら作ることになります。さらに、知らず知らずのうちに鳥インフルエンザウイルスを発生現場から他の場所へ持ち運び、感染を広げてしまうおそれもあります。

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