[ハローワーク]多様なニーズに応える雇用支援を実施
～「雇用のセーフティネット」を担う〜

2023年11月6日

全国に544カ所設置されているハローワークでは、職業紹介業務や雇用保険業務、そして雇用対策業務を一体的に実施し、地域・世代等の多種多様な要望に応える専門の窓口を設置して雇用支援を行っています。そんな「雇用のセーフティネット」の中心的役割を担うハローワークの現状をお伝えします。

求職者・求人事業主をサポート

ハローワークが行う業務は、（1）職業紹介業務（2）雇用保険業務（3）雇用対策業務ー大きくこれら3種類となります。

（1）は、ハローワークの中心となる業務です。ハローワークは年間1千万人を超える全国の求人情報を有しており、ハローワークインターネットサービスでは、これらを携帯で検索できるとともに、オンラインで求職登録もできます。さらに、ハローワークでは、国家資格等を持つ専門の職員によるキャリアコンサルティングや職業相談、応募書類の作成のアドバイスや面接対策、就職活動に役立つさまざまなセミナーの開催等、求職者の仕事探しを全力でサポートしています。
また、求人事業主の人材確保を支援するため、会社の魅力が伝わる求人となるよう支援したり、就職面接会、会社説明会・見学会を開催したりしています。

（2）は、いわゆる「失業給付」や就職促進給付、育児休業給付等の雇用保険に関する各種給付等の業務を行っています。

（3）は、雇用政策の基礎データとなる各地域の雇用情勢の把握や、企業に対して、障害者雇用率・高年齢者雇用確保措置に係る指導や、雇用管理改善等の支援を行っています。