今回の政策キーパーソンに聞くは、農林部会の宮下一郎部会長をゲストに地球温暖化対策の一環となる「間伐特措法」についてお送りしました。
間伐は、手入れされず鬱蒼とした森林の木を間引き、一本一本の木に光を当て成長を促進させ二酸化炭素の吸収を増幅させるためなどに実施。地球温暖化対策のためにも重要だと説明しました。
今回国会に提出された「間伐特措法」では、これまで行っていた間伐や特定母樹の増殖を促進する支援を10年延長し、新たに都道府県知事が植林に適した区域を指定、特定母樹の植林を支援していくことが盛り込まれたと解説。
また、林業の最新技術である、従来品種と比べて成長が良く、強さが平均以上で花粉が少ないという「エリートツリー」を紹介。この「エリートツリー」を特定母樹に指定し普及させることで二酸化炭素の吸収も増え、花粉を減らすことができると宮下部会長が語りました。
司会は鈴木憲和ネットメディア局次長です。
