政策

―「国交正常化の原点に立ち返る」―
「第6回日中与党交流協議会」で二階幹事長が基調講演

平成29年8月7日

―「国交正常化の原点に立ち返る」―「第6回日中与党交流協議会」で二階幹事長が基調講演

「第6回日中与党交流協議会」が国交正常化45周年の節目の年となる8月7日、日本では8年半ぶりに開催されました。
「協議会」は、自由民主党及び公明党と中国共産党との間の定期交流の枠組みで、2006年2月に第1回会合を中国(上海、北京)で行い、その後は両国で交互に開催。
2009年に第4回会合を日本で開催して以来、日中関係の悪化に伴い中断していましたが中国共産党の担当窓口である中央対外連絡部と再開を目指し調整、今回は2015年の中国開催に続き日本での開催となります。
都内のホテルで、中国共産党の宋濤(そうとう)対外連絡部長を団長とする代表団との会合に臨んだ二階俊博幹事長。
開会式の基調講演で、1972年の歴史的な国交正常化を成し遂げた両国の先人たちの努力と知恵に敬意を表し「国交正常化の原点に立ち返り、その想いを引き継ぐ」と、両国関係のさらなる発展の重要性を強調しました。
また、同日のセッション1では、就任4日目となる岸田文雄・新政務調査会長が「政治的信頼関係の構築と政治的イニシアティブの強化」と題したリードスピーチを行い、今後の日中関係に対する期待感を示しました。
「協議会」は、その後、仙台に会場を移し、セッション2として福井照党国際局長代理が「日中互恵強力と一帯一路」をテーマにリードスピーチを行い、9日に閉会する予定です。