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政策

JAEA大洗研究開発センターを視察
党原子力規制PT

平成29年7月10日


JAEA大洗研究開発センターを視察 党原子力規制PT

党原子力規制に関するプロジェクトチーム(PT)(座長:井上信治衆議院議員、座長代理:石川昭政衆議院議員、事務局長:福山守衆議院議員)は10日、6月6日に被ばく事故を起こし、作業員5名が汚染された、国立研究法人日本原子力研究開発機構(JAEA)大洗研究開発センターを視察しました。
PT一行は、事故発生当時の状況の説明を受けた後、事故現場の燃料研究棟の108号室や作業で使用していたフード等を視察しました。
井上座長からは、「今回の汚染事故で国民の原子力政策に対する信頼が損なわれたことは大変遺憾。原因究明と再発防止に万全を期していただくとともに、特に事故後の情報発信について、しっかり検証していただき、適切な情報を出してほしい」と要請しました。
また、PT一行は、日本原子力発電株式会社東海第二発電所が立地する茨城県那珂郡東海村を訪問し、東海第二発電所の視察と山田修東海村長との意見交換も行いました。
山田東海村長との意見交換では、原子力防災の現状や課題についての説明を受け、山田村長より「冷静かつ安全に避難できるよう住民に理解してもらうことが課題」との意見がありました。
東海第二発電所の視察では、新規制基準への対応状況や運転期間延長認可申請の状況、東海発電所の廃止措置の状況について説明を受けました。
党原子力規制に関するPTは、東京電力福島第一原子力発電所の事故の後、原子力規制委員会設置法案を策定するために政調内に設置された機関。その後も、原発事故以前、原子力・エネルギー政策と安全規制に携わる行政組織が一体であったという反省を踏まえ、党のエネルギー政策とは一線を画し、より良い規制行政を作り上げていくために活動を続けています。


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