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政策

北朝鮮による弾道ミサイル発射 「抜本的・包括的な対策を」

平成28年8月24日

北朝鮮による弾道ミサイル発射 「抜本的・包括的な対策を」

北朝鮮が8月24日、弾道ミサイルを発射したことを受けて、党北朝鮮核実験・ミサイル問題対策本部は同日、関係省庁から政府の対応について説明を受けました。
防衛省によると、北朝鮮は同日午前5時29分頃、同国東岸の新浦付近から弾道ミサイル1発を発射し、約500キロ東北東方向の日本海上に落下しました。ミサイルは潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)と推定されるということです。
外務省は北京の大使館ルートで同国に厳重に抗議するとともに、米韓などの関係国と連携し、国連安保理において適切な対応を求めていくと説明しましたが、二階俊博本部長は同国が今年、弾道ミサイルだけでも12回発射していることに強い危機感を表明。「国民にその事態の深刻さ、意味する状況が伝わっているとは思えない。ただコメントを発表するだけではなくて、政府においては抜本的・包括的な対策に乗り出して欲しい」と述べ、政府・与党の連携を一層強化し、万全の態勢で臨んでいくことが重要との考えを示しました。
出席議員からは「あらゆる手段を使ってミサイルを回収し分析すべき」などの意見が出されました。