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お知らせ

人口減少社会でも成長できる
石破茂地方創生担当大臣 千葉県で訴える

平成28年7月6日

石破茂地方創生担当大臣は6日、千葉県で遊説し、安倍政権とわが党候補への支援・支持を訴えました。
石破大臣は習志野市内での演説で、「日本はこれから先、恐ろしい勢いで人口が減る。われわれは次の時代にも責任を持たなければならない」と述べて、日本が直面している人口減少社会に言及。「働く人の8割、国内総生産(GDP)の2割は地方が支えている」「これから先、日本の国を何とかしていこうと思えば、地方が持っている力を最大限引き伸ばしていく以外にない」として、地域活性化の重要性を指摘しました。
そのうえで、石破大臣は、「日本の国はまだまだ工夫の余地がある」として、日本の農産物に対する海外人気を受けて、わが国からの輸出が増加していることや、国内の地方空港と海外の空港の間に格安航空便が就航して、海外からの旅客が増えていることなどを紹介。「これから先、大事なことは攻めていくことだ。そうしなければ日本を維持することはできない」「観光だって、日本にはもっと大勢の外国人客が来るはずで、伸びしろはいっぱいある。農業も漁業も林業も、そして製造業も、日本の持てる力を最大限に伸ばしていく」と述べて、人口減少社会でも成長できることを強調しました。
また、石破大臣は、民進党の岡田克也代表が今年5月、国会での党首討論で、消費税率の引き上げ延期を条件として、社会保障充実のための必要な財源について「赤字国債でやるしかない」と発言したことを強く批判。「足りない金は赤字国債でなどと、次の世代に払わせるような無責任なことを、われわれ自民党、公明党はしない。われわれは経済を伸ばすことによって、その財源を確保する」と明言して、今後も確かな経済成長による果実を社会保障の充実に充てていく方針を述べました。