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記者会見

臨時国会の閉会をうけて 安倍総理記者会見

平成25年12月9日

臨時国会の閉会をうけて 安倍総理記者会見

安倍晋三総理は9日、臨時国会の閉会をうけて首相官邸で記者会見を行いました。
会見の中で安倍総理は今国会で成立した産業競争力強化法・国家戦略特区法・電気事業法改正などを挙げ、「成長戦略の柱であるこれらの重要法律の成立は、回復しつつある日本経済がさらに力強く飛躍する礎となると確信をしている。まさに成長戦略実行国会と呼ぶにふさわしい国会となった」と述べ、与野党間で法案修正がなされたことにも言及して、成長戦略を実現する強い意志を内外に示すことができたとの認識を示しました。

また、国家安全保障会議設置法と特定秘密保護法の成立については、「我が国がこうした秘密情報の管理ルールを確立していなければ、そうした外国からの情報を得ることはできない。国民の生命と財産を守るためには、国家安全保障会議の設置とあわせて、一刻も早く、特定秘密保護法を制定することが必要だった」と説明。秘密が際限なく広がるなどと懸念する声があることについて、「今ある秘密の範囲が広がることも一般の方が巻き込まれることも決してない。むしろ、これまでルールすらなかった特定秘密の取扱いについて、この法律のもとで透明性が増すことになる。今後とも、国民の皆さんの懸念を払拭すべく丁寧に説明をしていきたい」と強調し、国民へのさらなる理解を求めました。