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政策

森林環境税の創設を 農林水産戦略調査会・農林部会林政小委員会

平成25年11月28日

党農林水産戦略調査会(会長・中谷元衆院議員)、農林部会林政小委員会(委員長・吉野正芳衆院議員)合同会議は11月22日、森林環境税の創設・温暖化対策税の活用について議論を行った。

冒頭、中谷会長は「森林環境税を今年こそ創設したい」と述べ、平成17年度以降の毎年、税制改正での要望が実現しない現状に懸念を示した。

地球温暖化対策はCOP3(京都会議)により採択された議定書で国際的な約束になり、わが国の温室効果ガス削減義務6%のうち、森林吸収は3.8%で、間伐など森林整備を進めた結果、達成できる見込みとなっている。

しかし、環境面で貢献しているのに対し、森林対策に必要な予算が当初予算で確保できない状況が続いている。

会議では安定的な財源確保の観点から、森林吸収源対策のための税創設に向け、プロジェクトチームでの検討を求める意見が相次いだ。