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政策

安倍総裁「責任をもって国が前面に」 福島原発汚染水対策

平成25年9月3日

安倍総裁「責任をもって国が前面に」 福島原発汚染水対策

2日、自民党本部で、安倍晋三総裁が出席し、全国幹事長会議が開催されました。
冒頭、安倍総裁は、福島第一原発の汚染水対策について、「私たちに課せられている使命は東北の復興だ。特に(福島第一原発の)汚染水の問題、もちろん東電に全力を尽くしてもらうのは当然。しかしこの問題については、国は東電任せにせずに、しっかりと責任をもって前面に出ていくことが求められている」と発言し、国主導で対策を進めていく方針を示しました。
これに先立ち、同日正午に官邸で開催された政府与党連絡会議で、菅義偉官房長官は、同問題に関して、「関係閣僚会議を設置する。あるいは国交、農水等の職員の応援体制を組むという作業が進捗している。3日にも、原子力災害対策本部において、政府としての対策に係る総合パッケージを提示したい」との考えを明らかにしました。
 また石破幹事長も、政府与党連絡会議終了後、今後の対応について、政府から示される対応策を見極めたうえで、国会における議論を進めていくべきとの考えを述べました。