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政策

教科書検定「近隣諸国条項」について有識者からヒアリング
党教育再生実行本部・教科書検定の在り方特別部会

平成25年5月16日

党教育再生実行本部の下に設置されている、教科書検定の在り方特別部会は5月16日、拓殖大学客員教授の藤岡信勝氏から近隣諸国条項と教科書検定のあり方についてヒアリングを行いました。
近隣諸国条項は教科書用図書検定基準のうち、近隣アジア諸国との間の歴史記述について「国際理解と国際協調の見地から配慮をする」と定めているものです。多くの教科書に自虐史観に立った記述が存在することから、わが党は先の総選挙での政権公約に条項の見直しを明記しました。
会合の中で藤岡氏は条項が一部の虚偽の報道をきっかけにつくられたなど、制定過程の正当性に疑問を呈しました。また、教科書検定の改善策として藤岡氏は、複数の説がある歴史的な事柄について研究の動向を反映させることや検定作業を行う教科書調査官を任期制とすることなどを提案しました。