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政策

日本経済再生本部が大学のガバナンス改革についてヒアリング

平成25年4月4日

日本経済再生本部が大学のガバナンス改革についてヒアリング

日本経済再生本部が4日開かれ、日本IBM相談役の北城恪太郎氏から大学のガバナンス改革について聞きました。北城氏は、大学入試で求められる人材像と企業が求めている人材像とが大きく乖離しているとして入試改革を進める必要性を指摘し、実質的な決議機関になっている教授会の存在が、学長が改革のためにリーダーシップを発揮するのを阻害していることを挙げ、大学におけるガバナンス改革の重要性を指摘しました。その上で北城氏は、教授会を学長の諮問機関と位置付けることや、学長を教職員の選挙で選ぶ仕組みの廃止などを提案しました。出席議員からは、日本経済の発展に向けて、大学が人材の育成や研究・開発の拠点としての役割を十分に果たすことができるよう、課題の解決のための取組みを強化するよう求める意見が出されました。塩崎恭久本部長代行は「どうしたら、日本の大学が世界の中でも魅力的な大学に変われるかを考えていきたい」との考えを述べました。