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政策

ロシア空軍の領空侵犯 毅然とした対応求める声相次ぐ 外交・国防合同部会

平成25年2月8日

ロシア空軍の領空侵犯 毅然とした対応求める声相次ぐ 外交・国防合同部会

ロシア空軍の戦闘機が2月7日午後、わが国の領空を侵犯しました。これを受けて、外交部会と国防部会は8日合同で会議を開き、関係省庁から説明を受けました。
防衛省の説明によると、ロシア空軍の戦闘機「SU―27」2機が7日午後2時59分29秒から3時00分40秒までの1分11秒間、北海道利尻島南西沖の領空を侵犯しました。航空自衛隊三沢基地の戦闘機「F-2」4機が緊急発進して退去を促すとともに、同基地内から無線で通告や警告を行いましたが、応答は確認できなかったということです。
これに対し、石破茂幹事長は領空侵犯への対処を巡る法解釈があいまいなことを指摘。今後党内で議論を進めていくべきだとの見解を示しました。
また、出席議員からは「『北方領土の日』に行うのは政治的な意図がある。厳重に抗議すべき」「国際社会に対して強く訴えるべき」など政府に対し毅然とした対応を求める声が相次ぎました。