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北方領土返還要求全国大会
安倍晋三総理「強い意志を持って交渉する」

北方領土返還要求全国大会 安倍晋三総理「強い意志を持って交渉する」

「北方領土の日」にあたる2月7日、「北方領土返還要求全国大会」が都内で開かれました。
大会には元島民や返還運動団体の関係者など約1500人が参加。わが党からは竹下亘党組織運動本部長が出席しました。
第1部では元島民の代表4人によるグループトークが行われ、参加者たちは「突然ソ連兵が土足で家に入ってきて怖かった」「日本人として生活するためには島を出るしかなかった。やむを得ない引き揚げだったことを理解して欲しい」「68年経っても故郷に帰れないという事実を知って欲しい」などと訴えました。
続く第2部では安倍晋三総理が挨拶しました。この中で安倍総理は北方領土問題に対する認識について「6年前にも(この大会で)問題解決に全力で取り組んでいくと述べたが、この決意にはいさかかの変わりはない。元島民の方々もご高齢になり早急に解決しなければならない」と述べました。その上で、「政府として帰属の問題を解決して平和条約を締結するという基本方針に従い、引き続き強い意志を持って交渉を進めていく」として、交渉を進展させるためには「全国的な国民運動として一層強力に推進していくことが重要だ」と強調しました。
また、鈴木俊一外務副大臣や伊達忠一北方対策副大臣、北方領土返還・四島交流促進議員連盟の宮腰光寛事務局長、各界の代表者もそれぞれ早期返還に向けた決意を述べました。
最後に「平和と友好理にわが国に返還されることが『北方領土の日』制定の原点であることを改めて確認し、一致団結して返還要求運動に取り組んでいく」としたアピールを満場の拍手で採択して終了しました。