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政策

中曽根参院会長 野田総理"恫喝"発言の謝罪・撤回求める 参院代表質問

2012年01月27日

中曽根参院会長 野田総理

中曽根弘文参院会長は27日の参院本会議での代表質問で、野田総理が民主党大会で「参院に(消費税引き上げを含む税制改革)法案を送って、この法案をつぶしたらどうなるかよく考えていただく」と恫喝まがいの発言をしたことについて「二院制における参院の自由な発言を否定するもの。議会制民主主義の根幹を否定する発言を断じて許すことはできない」と述べ、謝罪と撤回を強く求めました。

また、中曽根会長は、消費税引き上げを含む社会保障と税の一体改革に関し「マニフェストに書いていない消費税増税を行うなら、民主党内の意見をまとめ、マニフェストに明記し、解散・総選挙で国民に信を問うべきだ」と迫りました。

さらに、野田総理が税制改革法案の閣議決定前に与野党協議を求めていることには、「談合で決着をつけようという誘いに他ならない。国会軽視のやり方には乗るわけにはいかない」と協議に応じない姿勢を改めて示しました。