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政策

「このまま消費税増税につき進むことは断じて容認できない」谷垣禎一総裁が解散総選挙を求める 衆院代表質問

2012年01月26日

「このまま消費税増税につき進むことは断じて容認できない」谷垣禎一総裁が解散総選挙を求める 衆院代表質問

谷垣禎一総裁は26日、衆院本会議場で政府4演説に対する代表質問を行い、民主党が衆院選マニフェストに掲げていなかったにもかかわらず、消費税増税を目指す野田佳彦総理の政治姿勢を追及、解散・総選挙を求めました。

谷垣総裁は、野田総理が平成21年の衆院選で「4年間の任期中に消費税の税率引き上げを決めることに賛成か反対か」という新聞社のアンケートに「反対」と答えているほか、民主党候補者の応援演説で「マニフェストに書いてあることは命がけでやる。書いてないことはやらないんです。それがルールです」と公然と主張した事実をあげ、「このまま消費税増税につき進むことは断じて容認できない」として国民に謝罪し信を問うよう強く求めました。

これに対し、野田総理は「民主党が約束したことは衆院議員の任期中には消費税の引き上げを(決めることではなく)行わないということ」などと述べました。これは、消費税増税のような新たに国民に負担を求める重要政策でも、民意を問うことなく法案を成立させても問題ないとの考えを示したもので、国民主権をないがしろにする野田政権の本質を表したものです。