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第79自民党大会――「〝偽りの政権〟に終止符を」谷垣総裁が訴え

2012年01月22日

「私たちは一刻も早く『偽りの政権』に終止符を打ち、政権の正統性を回復する総選挙を求める」――谷垣総裁は22日に開かれた第79党大会でこのように述べ、政権奪還への決意を表明しました。さらに、「(これ以上民主党政権が続けば)取り返しのつかない危機に陥る」との危機感を表明。さらに「絆社会の建設」などわが党が目指す国づくりの方向性やサンフランシスコ講和条約発効によりわが国が主権回復60年を迎える今年4月28日にむけ、新たな憲法改正草案を発表する方針などを示しました。

大会では谷垣総裁の演説のほか、「新生自民党の挑戦――新しい国づくりに向け政権奪還」と題する党運動方針を了承。来るべき総選挙に勝利し、政権奪還を果たしたうえで、新たな国づくりをスタートさせることを確認しました。

冒頭、東日本大震災など昨年の災害で亡くなられた方々に対し黙とうを捧げた後、国歌斉唱。議長団選出の後、来賓として出席した山口那津男公明党代表と米倉弘昌日本経済団体連合会会長があいさつし、それぞれわが党への期待を表明しました。

ゲストスピーチは昨年11月、大震災で大きな被害を受けた宮城県女川町長に就任した須田善明氏。被災地の生々しい現状と政治の果たすべき役割についてのスピーチは会場の大きな共感を呼びました。

次に石原伸晃幹事長が党務報告、茂木敏充政務調査会長が政策報告を行い、続いて、菅義偉党運動方針案起草委員長が党運動方針について、保利耕輔党憲法改正推進本部長は憲法草案策定作業の進捗状況を報告しました。

大会の白眉は47都道府県連の女性部長、女性局長によるアピール。沖縄県から順次登壇し、政権奪還への決意やお国自慢を次々と披露。会場も「そうだ!」「がんばれ!」との掛け声や日の丸や「絆」と書かれた小旗を振って声援を送りました。

最後に大島理森副総裁の発声で「ガンバロー」を三唱し、来るべき解散・総選挙での勝利と政権奪還を誓い合いました。

大会終了後、懇親パーティーが行われました。会場内には岩手、宮城、福島の被災3県を支援のための物産展が開かれ、南部せんべいや、ずんだ大福、喜多方ラーメンなどの名産品が並べられました。

第79自民党大会――「〝偽りの政権〟に終止符を」谷垣総裁が訴え
第79自民党大会――「〝偽りの政権〟に終止符を」谷垣総裁が訴え