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お知らせ

金正日総書記の死去を受けて谷垣総裁がコメントを発表

2011年12月19日

本日、金日正総書記の死去を受けて谷垣総裁がコメントを発表しました。

突然の逝去で、驚きを禁じ得ない。

最高権力者が亡くなれば、民主主義国家においても混乱が起こり得ることである。独裁体制のもとでは、なおさら何が起こるかの予測が極めて難しく、北朝鮮が大混乱に陥る可能性もある。それが周辺諸国に多大な影響を与えることもあり得る。

政府は、まずは緊張感をもって十分に情報を集めながら対応しなければならない。その上で、米国や韓国との情報の共有や緊密な連携を図るべきである。

何より北朝鮮には、拉致された邦人がいる。また、朝鮮半島には、南北合わせると多くのわが国同胞が在留している。政府は、こうした方々に関する情報を集めつつ、迅速かつ十分な安全確保を図らなければならない。

しかしながら、これまでの民主党政権における外交を見る限り、大いなる不安の念を抱かざるを得ない。野田首相の下で万全の措置を講じることを強く求めるととともに、わが党としても必要な対応をとってまいりたい。

なお、新しい体制においては、国際社会の枠組みの中で、拉致問題をはじめ核開発やミサイルの問題等について誠実に対応されることを強く求める。