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政策

谷垣総裁が代表質問で野田総理の任命責任問う
衆院本会議

2011年09月14日

野田総理の所信表明演説に対する代表質問が14日、衆院本会議で行われ、谷垣総裁、古川禎久青年局長が質問に立ちました。

谷垣総裁は、辞任した鉢呂前経済産業大臣、一川防衛大臣ら閣僚の不用意な発言について「適材適所ではなく、党内融和ばかりに心を砕いた不完全な組閣の結果だ」と批判し、野田総理の任命責任を厳しく問いました。

「子ども手当」の廃止など破綻した民主党のマニフェストに関しては、「民主党政権の正統性は完全に崩壊した。潔くマニフェスト全体を撤回し、有権者にお詫びをした上で信を問い直すべきだ」と求めました。

また、谷垣総裁は、今国会をわずか4日間で閉じようとする民主党の国会対応を「説明責任を全く果たさない暴挙」と批判。その上で、野田総理が求める与野党協議には、「場外の与野党協議を求めながら国会審議を行わないのは本末転倒。国会軽視も甚だしい限り」と容易には応じられない考えを示しました。

古川青年局長は、野田総理の国家観などについて質しました。15・16両日には、参院本会議でも代表質問が行われ、中曽根参院会長、松山政司、島尻安伊子各参院議員が質問に立つ予定です。

谷垣総裁が代表質問で野田総理の任命責任問う 衆院本会議
谷垣総裁が代表質問で野田総理の任命責任問う 衆院本会議