2011年09月14日
農林部会の畜産・酪農対策小委員会は14日、今月9日に同委員会が行った福島原発事故「警戒区域内」の現地調査を踏まえ、福島の畜産農家への支援強化を鹿野道彦農水大臣に申し入れました。
申し入れ書では、[1]畜産農家の心情を鑑み、一刻も早く畜舎内の清浄化を図る[2]政府は家畜の賠償補償にとどまらず、借入金の返済猶予や経営再開までの生活補償などの対策を講じる[3]今後、野田内閣では被災者の心情を傷つける言動は慎む――の3点を指摘。
宮腰光寛同部会長をはじめとした同部会の5人のメンバーは鹿野大臣に対し、現地で見てきた惨状を訴えたうえで、3点について速やかに実行するよう強く申し入れました。