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政策

乳幼児精神医学の専門家を呼んで児童虐待に関する勉強会を開催 女性局

2011年06月10日

女性局は10日、同局が推進する児童虐待ゼロキャンペーン「ハッピーオレンジ運動」の一環として2回目の勉強会を開催しました。今回は、乳幼児精神医学の第一人者で精神科医・医学博士の青木豊目白大学教授を講師に招き、乳幼児精神医療の現状と課題について話を聞きました。この中で、青木教授は虐待の早期発見、早期介入が最も重要で、介入が遅くなればなるほど子供が受けた精神障害が深刻になることを指摘しました。

出席した国会議員からは「親の治療プログラムとそこにアクセスしやすいシステムをつくることが大事」などの意見が出されました。

女性局は8月末まで、子育てと児童虐待に関する全国アンケート調査(https://ssl.jimin.jp/m/happyorange)を実施中で、今後は同アンケート結果などを踏まえ、提言をまとめていく予定です。