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政策

政府の隠蔽体質を追及 谷垣総裁、梶山、額賀、小里各議員が質問 衆院復興委

2011年05月23日

政府の隠蔽体質を追及 谷垣総裁、梶山、額賀、小里各議員が質問 衆院復興委

衆院東日本大震災復興特別委員会は23日、わが党独自の復興再生基本法案と政府案の両案が実質審議入りした。谷垣禎一総裁をトップバッターに、梶山弘志、額賀福志郎、小里泰弘各衆院議員が質問に立ち、東京電力福島第一原子力発電所事故に関する政府の初動対応の誤りや情報隠蔽体質などを追及した。

谷垣総裁は政府がこうした点を明らかにしない場合は「大きな覚悟を持って臨む」と述べ、内閣不信任決議案の提出も視野に徹底追及する考えを示した。

原発事故直後の海水注入の中断の経緯について、その際内閣府原子力安全委員会の班目春樹委員長が「再臨界の危険性がある」と進言したとの文書を、政府は21日発表し、翌日になって班目委員長の抗議を受け訂正していた。谷垣総裁は「これだけ重要なことがなぜころころと訂正されるのか」と批判した。