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台湾の支援に謝意 谷垣総裁が馬総統に親書 古川青年局長が馮駐日代表に手渡す

2011年04月26日

台湾の支援に謝意 谷垣総裁が馬総統に親書 古川青年局長が馮駐日代表に手渡す

谷垣禎一総裁は26日、馬英九・台湾総統に東日本大震災での台湾の支援に謝意を表した親書を送った。古川禎久党青年局長が同日、わが国と台湾の窓口である台北駐日経済文化代表処(東京・港区)を訪れ、馮寄台・駐日台湾代表に手渡した。

台湾からは、139億円にも及ぶ義援金、救助隊の派遣、400トンの救援物資をはじめ最大規模の支援が寄せられている。谷垣総裁は親書のなかでこうした善意に「日本国民は、中華民国がわが国の親友であることを改めて認識した。皆様からの御恩をわが党はもちろん日本国民は永遠に忘れない」と表明した。

古川青年局長は「台湾の友情に感謝する。今回の震災をきっかけに、日本人が忘れていたものを取り戻し、より良い日本を作っていく」と謝意を伝えた。馮代表によると、台湾のお年寄りが台湾・外交部に直接義援金を持参するなど国民の間に支援の輪が広がっている。

馮代表は「台湾にとって日本が特別の存在であることが証明された。これからもできることがあれば協力していく」と述べた。