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政策

脇、岩城、愛知各議員が政府の対応の遅れ質す 参院予算委集中審議

2011年04月18日

脇、岩城、愛知各議員が政府の対応の遅れ質す 参院予算委集中審議

参院予算委員会の集中審議が18日開かれ、わが党から脇雅史参院国会対策委員長、岩城光英、愛知治郎両参院議員が質問に立ち、東日本巨大地震・津波災害に対する政府の対応の遅れや、菅直人総理のリーダーシップについて厳しく追及した。

脇議員が指摘したのは、原発事故に対する菅政権の危機意識の欠如についてだった。脇議員は、昨年10に行われた政府の原子力総合防災訓練の内容に関し「詳しい内容は記憶していない」とする菅総理に対し、「総理が入ってまで行った訓練の意味がない。何も動いていない」と述べ、総理の資質に疑問を呈した。

福島県選出の岩城議員は、原子力災害現地対策本部の本部長が頻繁に交代していることに「現地で責任ある対応ができるのか」と迫り、海江田万里経済産業大臣は「ころころ変わってはいけない」と述べ、陳謝した。宮城県選出の愛知議員は「仮設住宅の設置があまりにも遅い」として、大畠章宏国土交通大臣に早期建設を強く要請した。