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政策

在日米軍駐留経費負担特別協定 民主党3年前の反対に陳謝求める 外交・国防合同部会

2011年03月23日

在日米軍駐留経費負担特別協定 民主党3年前の反対に陳謝求める 外交・国防合同部会

外交・国防部会は23日、今月末に期限切れとなる在日米軍駐留経費負担特別協定(いわゆる思いやり予算)を了承したものの、民主党が野党時代に反対したことに陳謝を求める声が相次いだ。

会議には、伴野豊外務副大臣が出席し、有効期間を3年から5年に延長する新協定の承認に協力を要請した。これに対し、河野太郎衆院議員が「嫌がらせで反対したことを認めるべきだ」と迫り、高村正彦衆院議員は「学べば、学ぶほど日米同盟の重要性が分かったのか」と皮肉った。

民主党は平成20年の国会で、米軍基地の娯楽施設の労務費などを問題視し、現行協定を政争の具にして反対していた。伴野副大臣は「当時の判断にはじくじたる思いだ」と釈明した。石破茂政務調査会長は、「民主党のためではなく、国のために政治が泥をかぶる決意を」と求めた。