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政策

谷垣総裁「政権の正当性なし」と解散を迫る 党首討論

2011年02月23日

谷垣総裁「政権の正当性なし」と解散を迫る 党首討論

谷垣禎一総裁は23日、菅内閣発足後2回目となる党首討論で、「(民主党が看板とする)マニフェストが実行不能で、政権としての正当性がなくなった。もう一度国民の声を聞いて態勢を整え直すしかない」として菅直人総理に強く解散を迫った。

谷垣総裁は、マニフェストを見直すとする同党方針に公然と反発して衆院議員16人が会派離脱を表明するなど、同党内の混乱を取り上げたうえで、菅総理自身の考えを質したが、菅総理は「今、何を優先させるべきか、逆に聞きたい」と問題をすり替えて答えず、解散についても「解散が国民生活にプラスになるのか」と述べて否定した。

また、谷垣総裁は「内政とともに、一番国民が不安に思っていることは外交だ」と強調。対ロシア、対米国との関係を不安定化する「菅外交のガバナビリティ」を批判した。