安倍晋三総裁は７日、東京都内９つの選挙区でわが党候補とともに街頭演説し、「経済も、外交・安全保障も、この道しかない」と述べて、安倍政権の政策運営に対する支持を強く訴えました。
この日、江戸川区（東京16区）から始めて区部５か所で演説した安倍総裁は、夕刻から西部の多摩地域に入って４つの市を遊説。どの演説会場にも大勢の市民が集まり、安倍総裁から経済政策などの実績が示されるたびに、大きな拍手が起こりました。
この中、府中市内で東京18区の土屋正忠候補と並び立った安倍総裁は、円安が進んでいる現状に対して、きめ細かな中小企業対策を進めていることを説明。また、「子育てにがんばる家庭を応援する」として、５年間で40万人分を予定する保育の受け皿づくりや、高校生を持つ家庭に対する奨学給付金制度など、数々の具体策を示しました。
また、安倍総裁は、安全保障法制の整備に取り組むことや北朝鮮による拉致問題の解決に向けて交渉を進めることにも言及して、「日本を豊かにしていく政治に変えていこう」と述べ、わが党への支持を強く訴えました。