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「復興加速のため強い経済を」安倍総裁 福島で気迫の第一声

「復興加速のため強い経済を」安倍総裁 福島で気迫の第一声

 第47回衆院総選挙が12月2日公示され、安倍晋三総裁は先の総選挙と参院選に続き福島県から全国遊説をスタートさせました。
「福島の復興なくして日本の再生はない。この基本姿勢の下に安倍政権は復興に取り組んできた。まだ道半ばだが、必ず加速させたい」――。太平洋に面し、沿岸部では今も津波のつめ跡が残る相馬市。冷たい海風が吹きすさぶなか、再建中の相馬双葉漁業協同組合の施設前で第一声を上げた安倍総裁は冒頭、あらためて震災からの復興に全力を尽くす決意を表明しました。
その上で「復興を進めていくためには経済を強くしなければならない」として、第2次安倍内閣発足後、有効求人倍率が22年ぶりの高水準となったことや、今春の賃上げ率が過去15年間で最高となったことなどを強調。「15年間苦しんだデフレから脱却するチャンスをようやくつかんだ。このチャンスを手放すわけにはいかない」「景気回復の温かい風を全国に送り届けていく」などと述べ、アベノミクス継続の必要性を訴えました。
消費税率10%への引き上げを18カ月間延期する方針を決めたことについては「大きな変更をする以上、国民に信を問うことは当然のことだ」と理解を求めるとともに、経済再生と財政再建を強力に推し進めていく方針を示しました。
わが党は政権公約で「経済再生・財政再建」「地方創生・女性活躍推進」「暮らしの安全・安心、教育再生」「地球儀を俯瞰した積極的平和外交」「政治・行政改革」「憲法改正」―を柱に据え、この国の道筋を具体的に提示。安倍総裁は「再びこの国が世界の真ん中で輝く国にして行こう」と力を込めました。
政権交代からまもなく2年。わが党は安倍総裁の強力なリーダーシップで〝決められる政治〟を実現させました。「選挙戦に勝利することが日本再生を前に進めていくことにつながる」(安倍総裁)との信念で真正面から政策を訴えていきます。