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政策

南西地域における自衛隊の体制整備ついて説明受ける 党国防部会

平成26年11月5日

南西地域における自衛隊の体制整備ついて説明受ける 党国防部会

党国防部会は11月5日、南西地域における自衛隊の体制整備について防衛省から説明を受けました。
わが国安全保障の基本方針となる「防衛大綱」では、島しょ部に対する攻撃への対処能力強化が盛り込まれており、具体的な取り組みとして沿岸監視部隊(与那国島)や警備部隊(奄美大島)、警戒航空隊(那覇基地)などを新しく編成することにしています。
沿岸監視部隊はわが国の領空、領海付近を航行・飛行する艦船や航空機を監視するのが主な任務。約150人規模の部隊を来年度末までに配置することを予定しています。日本最西端の与那国島は尖閣諸島から約150キロ、台湾から約110キロの距離にあるものの自衛隊が配備されておらず、出席議員からは予定どおり運用が開始できるよう求める意見が出されました。
佐藤正久部会長は同島の港や空港の現状を指摘した上で「有事の時には部隊の運用に大きく影響する」と述べ、インフラ整備も必要との認識を示しました。