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政策

「安重根義士記念館」について議論  外交関係合同会議

平成26年1月23日

党外交部会と外交・経済連携本部は1月23日合同で会議を開き、中国・ハルビンに開館した「安重根義士記念館」について議論しました。
安重根は1909年、ハルビン駅で初代韓国総統だった伊藤博文を暗殺した人物。外務省の説明によると記念館は同駅舎内の貴賓室の一部約100平方メートルを改造して設置され、安の生涯や事件の資料などがパネルで展示されています。また、内部から暗殺現場となったプラットホームが見渡せるようになっています。昨年6月、中国を訪問していた韓国の朴槿恵大統領が習近平国家主席に同駅に記念碑を設置するよう協力を呼びかけていたということです。
菅義偉官房長官は20日の記者会見で「一方的な評価に基づき、韓国と中国が連携して国際的に展開するような動きは地域の平和と協力の関係に資するものではない」と批判。両国に対し外交ルートを通じて抗議と撤回を求めました。
この日の会議では、出席議員からは「国際世論に訴えていくべきだ」などの意見が出されました。城内部会長は「事実に基づいてどういう方法で反論していくかしっかり議論していきたい」と応じました。