メールマガジン 2020.06.05 Vol.931

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日本の明日を切り拓く。
JIMIN News Packet Vol.931(令和2年6月5日)
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「予算の早期成立に向け丁寧な説明を尽くす」(安倍総理)
―第二次補正予算案提出へ
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安倍総理は6月1日、首相官邸で開かれた政府与党連絡会議に出席しました。
安倍総理は挨拶で、国民の皆様から多大なご協力を頂いた結果、「新規の感染者は減少傾向となり、人口当たり感染者数や死亡者数は、
主要な先進国の中でも圧倒的に少なく抑え込むことができている」と述べ、感染拡大防止に向けた国民の協力に謝意を表明しました。

また、「事業と雇用は何としても守り抜く。同時に、次なる流行のおそれに万全の備えを固める」という方針のもと、第二次補正予算を決定したとし、
第一次補正予算と合わせると、「事業規模は230兆円を超え、GDPの4割に上る、世界最大級の対策だ」と強調。
その上で、「厳しい状況にある方々のお手元に、迅速にお届けすることが重要」と述べ、
来週早々にも第二次補正予算を国会に提出する意向を表明するとともに、「早期成立に向け、真摯に丁寧に説明を尽くしていきたい」との考えを示しました。

■詳しくはこちら
・政府与党連絡会議(官邸HP)
 https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/202006/01sei_yoto.html
・令和2年度補正予算(財務省HP)
 https://www.mof.go.jp/budget/budger_workflow/budget/fy2020/hosei0527.html

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【寄稿】コロナ禍と日本人の「徳」 川上和久 麗澤大学教授
―機関紙「自由民主」(6月2日・9日号)より
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我が国は早い時期から新型コロナウイルスの感染患者が発生したにも関わらず、非常に低いレベルで抑え込み、死者も欧米と比して圧倒的に少なかった。
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は「日本の新型コロナウイルス対策は成功している」と高く評価。
安倍総理が会見で述べた「日本モデル」は欧米などのメディアで数多く取り上げられている。
その要因として、BCG接種説などさまざまな説があるが、まずは、医療体制の充実、医療従事者の献身的努力に負うところが大きく、感謝に堪えない。
加えて、国民一人一人の自らを律する「徳」が資するところも大きいのではないだろうか。
「自分さえよければ」という自己中心主義では強制力で抑え込むコストがかかり、一部にそのような人たちもいたものの、
大多数の国民が、この危機を乗り切るために、それぞれが苦しい思いをしながらも、政府の要請に応じた。
日本では「有徳の治」すなわち、人々が徳を備えることでいい政治ができる、という考え方がある。
19世紀初めの江戸時代、米沢藩主の上杉鷹山公は、米国のケネディ大統領がその範とした政治家だが、産業改革の中心に有徳の人材育成を据えた。
その治世の一例に「棒杭の商い」がある。人里離れたところに商品を置き、値札があるが、誰一人盗もうとする者はなく、皆が商品の代金をそこに置いていったというものだ。
危機に対応できる有徳の人材をこれからもわが国の財産にしたい。

(機関紙「自由民主」2887号(2020年6月2日・9日)1面より)

■機関紙誌の購読申込みはこちら
 https://www.jimin.jp/involved/paper/

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「学校休業に伴う学びの保障」と「秋季入学制度」に関する提言を総理へ申し入れ
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6月2日、党秋季入学制度検討ワーキングチーム(座長:柴山昌彦衆議院議員)は、「学校休業に伴う学びの保障」と「秋季入学制度」に関する提言を取りまとめ、安倍総理に申し入れを行いました。

提言では、「学校休業に伴う学びの保障」は一刻の猶予も許されない喫緊の課題であると強調。
子供たちの学びを保障するため、オンライン学習を推進するとともに、令和2年度を2週間から1か月などの一定期間延長する特例措置を設ける事、
大学等では第一学年の始期のみを遅らせることを検討するよう求めています。

また、「秋季入学制度」については、教育改革や社会変革の重要な契機となることや国際化へ寄与するといった意義を認めつつも、
「幅広い制度改革についての国民的合意やその実施に、一定の期間を要することになるため、今年度、来年度のような直近の導入は困難」であると判断。
引き続き、党においても秋季入学を含めた教育改革について議論を行う必要があるとし、政府においては、総理の下に会議体を設け、検討するように求めました。

安倍総理は、「格差を生じさせないように学びの保障をしていく」と述べ、提言を踏まえ各省庁と検討していく考えを示しました。

■詳しくはこちらから
・「学校休業に伴う学びの保障」と「秋季入学制度」について(党HP)
https://www.jimin.jp/news/policy/200219.html
・党秋季入学制度検討ワーキングチームによる提言申し入れ(官邸HP)
 http://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/202006/02moushiire01.html

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特設サイト「新型コロナウイルスにともなう あなたが使える緊急支援」を開設
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自民党は、個人から大企業まで、一人ひとりの立場に応じた支援策をまとめた特設サイト「新型コロナウイルスにともなう あなたが使える緊急支援」を開設しています。
申請方法や連絡窓口等も記載しており、情報は随時更新していますので、是非ご活用ください。

<特設サイト>「新型コロナウイルスにともなう あなたが使える緊急支援」(党HP)
 https://www.jimin.jp/covid19/

■新型コロナウイルスについて
・新型コロナウイルス感染症「ご利用ください お役立ち情報」(官邸HP)
※健康への心配、売上げ減少への不安など、皆様の「困りごと、不安」に応じた関連情報へワンクリックでつながります。
 https://www.kantei.go.jp/jp/pages/coronavirus_index.html
・新型コロナウイルスに関するQ&A(厚生労働省HP)
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
・新型コロナウイルス感染症に備えて~一人ひとりができる対策を知っておこう~(官邸HP)
 http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html

■次回の配信は6月12日(金)の予定です。


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