メールマガジン 2020.3.13 Vol.919

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日本の明日を切り拓く。
JIMIN News Packet Vol.919(令和2年3月13日)
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東日本大震災から9年を迎えて(党声明)
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本日、東日本大震災の発生から9年を迎えました。
亡くなられた方々に謹んで哀悼の誠を捧げますとともに、ご遺族の方々にお悔やみを申し上げます。
また被災された方々、今なお避難生活を余儀なくされている方々に心からお見舞いを申し上げます。

自由民主党は、「東北の復興なくして日本の再生なし」との強い決意のもと、累次の政策提言を
行い、風評被害の払拭や生業の再建等、復興と再生に、党一丸となって全力で取り組んで
まいりました。

令和2年度は、10年間の復興期間の最後の1年となる節目の年であります。
この間、ハード面での着実な進展、釜石市でのラグビーワールドカップ開催、
そして、3月26日からは東京オリンピック・パラリンピックの聖火リレーがJヴィレッジから
スタートするなど、復興しつつある姿も国内外に発信される一方で、被災者の心のケアや
廃炉・汚染水対策を含めた福島の本格的な復興と再生、人口減少等、残された課題も多くあります。

昨年末に閣議決定された「復興・創生期間後の復興の基本方針」に基づいて、各分野の取り組みを
着実に進めていくとともに、被災された方々が、引き続き安心して地域と生活の将来像を描ける
よう、今国会において、来年設置期限を迎える復興庁を10年延長し、現場主義を徹底させるため、
岩手復興局と宮城復興局を沿岸部に移転するための法律改正を行います。

自由民主党は、未曽有の被害をもたらした東日本大震災を決して風化させることなく、震災時に
結ばれた「絆」を確かめながら、被災地の皆様にお約束してきた復旧復興を必ず成し遂げて
まいります。

2020年3月11日
自由民主党

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災害に強い故郷をつくり上げていく(安倍総理)
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3月11日、安倍総理は首相官邸で開催された東日本大震災献花式に参列しました。

安倍総理は追悼の言葉のなかで、震災から9年が経ち、地震・津波被災地域においては、
「住まいの再建・復興まちづくりがおおむね完了し、産業・生業の再生も順調に進展するなど、
復興総仕上げの段階に入っている」と述べました。
また、原発事故によって大きな被害を受けた福島の被災地域では、3月14日にJR常磐線が
全線開通の予定であり、一部地域では帰還困難区域として初めての避難指示解除が行われるなど、
復興・再生が新たなステージに入っていくことに言及。
一方で、いまだ6千人の方が仮設住宅での避難生活を強いられるなど、長期にわたって不自由な
生活を送っていることについては、「今後も、被災者の生活再建のステージに応じた切れ目のない
支援を行う」と述べ、帰還に向けた生活環境の整備や産業・生業の再生支援などを着実に進めて
いく考えを示しました。

そして、安倍総理は、震災による大きな犠牲の下に得られた貴重な教訓を決して風化させる
ことなく、「国民の命を守る防災・減災を不断に見直し、あらゆる分野において国土強靱化を
進め、災害に強い故郷をつくり上げていく」との決意を示しました。

■詳しくはこちらから
・東日本大震災献花式(官邸HP)
 http://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/202003/11offerflowers.html

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必要な対策を躊躇なく講じる(安倍総理)
―緊急対応策第2弾を決定
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3月10日、安倍総理は首相官邸で新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長:安倍総理)を
開催し、感染拡大防止や経済・雇用の下支えを柱とする緊急対応策第2弾を決定しました。
安倍総理は、取りまとめに当たり、「国内の健康被害を最小限に抑え、流行の早期終息を
目指すとともに、雇用の維持、事業継続を当面最優先に、全力を挙げて取り組む」と述べ、
緊急対応策の必要性を強調しました。

緊急対応策には、感染拡大防止策と医療提供体制の整備として、マスクの転売禁止を含む
総合的マスク対策やワクチン・簡易検査キット開発の加速などを盛り込みました。
また、学校休校に伴い、職場を休まざるを得なくなった保護者の方々を支援するため、
日額上限8,330円を支給する新たな助成金制度を創設するとともに、
学校給食費についても、保護者の負担とならないように配慮するとともに、給食関係事業者に
きめ細やかな支援を行います。
さらに、事業活動が縮小する中にあっても、国民生活にとって最も大切な雇用を守るため、
雇用調整助成金の特例措置を大幅に拡充します。

安倍総理は、対応策の実施のため、財政措置約4,000億円、金融措置総額1.6兆円を講じたことに
触れ、関係閣僚に対し直ちに実行に移すよう指示。
その上で、「日々変化する情勢の先を見据え、必要な対策を躊躇なく講じる」と強調し、
引き続き、国民の健康と暮らしを守るため、全力を尽くす決意を示しました。

■詳しくはこちらから
・新型コロナウイルス感染症対策本部(第19回)(官邸HP)
 https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/202003/10corona.html

■新型コロナウイルスについて
・新型コロナウイルス政府お役立ち情報(官邸HP)
http://www.kantei.go.jp/jp/pages/coronavirus_info.html
・新型コロナウイルスに関するQ&A(厚生労働省HP)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
・新型コロナウイルス感染症に備えて~一人ひとりができる対策を知っておこう~(官邸HP)
 http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html

■次回の配信は3月19日(木)の予定です。

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