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政策

わが国の外交・安全保障のあり方について議論
「外交再生」政策セミナー

平成25年3月16日

党大会前日の3月16日、政務調査会主催の政策セミナーが党本部で開かれました。このうち、「外交再生」セミナーでは、わが国の外交・安全保障のあり方について議論しました。
キャノングローバル戦略研究所研究主幹の宮家邦彦氏は「民主党政権は間違った政治主導によって、東アジアのパワーバランスの変化に対応できなかった」と指摘。まずは政治と官僚の関係を正常に戻すことが必要との見解を示しました。小野寺五典防衛大臣は中国による領海侵犯や北朝鮮のミサイル発射などを念頭に「わが国の安全保障は危機的な状況だ。防衛省・自衛隊の役割を見直し、新たな安全保障体制をつくっていかなければならない」と強調しました。中山泰秀党国防部会長は「戦争を起こさせないように政策として具現化するのが政治家の役割だ」と訴えました。
セミナーでは北朝鮮問題や在外邦人の保護などについても活発に議論が交わされました。コーディネーターを務めた岸信夫党外交部会長は「わが国の外交・安全保障は待ったなしの状況だ」と強調。政府と一体となって、外交再生に全力をあげる決意を述べました。