
- 開催
- 2020年6月19日
- 講 師:
- 齋藤 健 衆議院議員
- テーマ:
- 「政治家のための戦前史ーー奉天からノモンハンまでーー」
6月19日(金)、中央政治大学院主催の「2020まなびとスコラ・オープン講座 日本の近現代史から学ぶ憲法」の「特別講座」を開催しました。今回も新型コロナウイスル感染症の拡大防止のためWeb講座として配信するために講座収録を行いました。
講師には齋藤健衆議院議員を招き、「政治家のための戦前史ーー奉天からノモンハンまでーー」と題して講演をいただき、その後、中央政治大学院正副学院長とのディスカッションを行いました。
齋藤議員からは、「私はかつての通産省に入省した頃に、野中郁次郎さん等の共著『失敗の本質』を読んで衝撃を受けた。第二次世界大戦の敗戦は旧帝国陸海軍の体質そのものに原因があるが、これは翻ってその当時の通商産業省などに置き換えても、当てはまるのではないかと感じた」と述べられ、日本では組織の在り方が独特な構造によって支配され、変遷されていくのだと解説されました。更に「今日の演題の『奉天からノモンハンまで』とは、同じロシア(ソビエト)相手とたった34年間で二度の戦いで、日本の軍隊が組織としてどのように変貌していったのか。つまり奉天会戦では勝利し、ノモンハン事件では脱失態を演じたが、その後、日本が第二次大戦で多大な犠牲を払って敗戦まで歩んだ歴史を理解する上での好事例だと思っている」と分かりやすく解説されました。
講演後には、参加した中央政治大学院の中谷元学院長、宮澤博行副学院長、大岡敏孝副学院長、松川るい副学院長と闊達なディスカッションが行われました。当日は、宮澤博行副学院長が司会進行を務められました。
詳しくは下記動画をご覧ください。
https://youtu.be/z0Ne9ox1dMo
講演録は下記をご覧ください。
2020.06.19 特別講座「まなびと夜間塾」齋藤健衆議院議員.pdf




