記者会見新型コロナウイルス国会予算党大会

役員連絡会後 二階幹事長記者会見

2021年3月9日(火)10:34~10:43
於:党本部平河クラブ会見場

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【冒頭発言】(山口筆頭副幹事長)

本日の役員連絡会の概要を報告いたします。
森山国対委員長からは、本日の本会議は13時から。原発立地地域振興特措法の採決とデジタル改革関連法の趣旨説明質疑を行う。所要2時間15分見込み。次回の本会議は、本日の議運で協議するが、12日金曜に上がり案件の採決と在日米軍駐留経費負担特別協定の趣旨説明質疑で立てる予定。
末松参院国対委員長からは、予算委員会は本日10時からの2時間と明日13時から17時までトータル6時間コースの一般質疑を行う。中央公聴会は16日火曜に行われる予定。本会議は明日10時から立つ予定で、所得税法と公債発行特例法の趣旨説明質疑が行われる。
下村政調会長からは、緊急事態宣言が延長され、政調としても引き続き、経済の下支え、特に年度末の資金繰り支援、生活困窮者向けの支援について、現場の審査・手続きが迅速に進むよう政府と連携していく。孤独・孤立の支援策にも取り組んでいく。
佐藤総務会長からは、総務会は本日11時から開催し、党大会の進行概要案と運動方針案を審議する。
小野寺運動方針案起草委員長からは、運動方針案については、コロナ対策を丁寧に記述するなど、今後1年間の党活動の指針となるものに仕上がった。本日の総務会に諮り、了承されれば党大会の議案となる。

【冒頭発言】(二階幹事長)

1都3県において、緊急事態宣言が再延長となりました。感染の再拡大を抑え込むとともに、党としても一日も早い収束に向け、気を引き締めて対応してまいりたい

質疑応答

毎日新聞です。明後日で、東日本大震災から10年を迎えます。改めて、10年が経ちあの時の教訓がどういうものであったかということと、これまでの10年の復興の進捗状況についてお願いいたします。
東日本大震災、10年を迎えるということでありますが、私ども、この災害と非常に向き合ってきてまいりましただけに、被災地に寄り添うということをお互いに合言葉にして、自分が災害にあったときの気持ちを、ちゃんと考えながら地域の皆さんの期待、希望、何が困っているかということに対して、積極的に寄り添って対応していこうということで、それぞれ創意工夫をしていただいて現地に行っていただいたわけでありますが、もうあれから10年ですが、これからもようやく町の賑わいを取り戻すということを目標に、政府も与党も懸命に努力をしてまいりましたが、これからもまだまだ行き届かないところがたくさんあると思います。そして、空洞のようになった人々の気持ち、これに対して皆がやりすぎということはない、一生懸命、被災者の皆さんの気持ちに沿うように党としては、努力をしていきたいと思っています。また、皆さんからも色々なご指摘を頂戴したいと思います。よろしくお願いいたします。
朝日新聞です。日米関係についてお伺いします。菅首相は、早ければ来月にも訪米して、バイデン大統領と首脳会談を行う方向で調整に入りました。バイデン大統領の就任以降、初めての対面外交の相手となる見通しとの報道も出ていますが、受け止めをお願いいたします。
アメリカは、日本にとりまして最も重要な2国間でありますだけに、両方の首脳がそれぞれ新しくなったわけですから、一刻も早く顔を合わせて話し合いをするということが大事で、お互いに通信し、色々なことを通じて十分意思は通じ合っているわけですが、やっぱり顔を合わせるというのとは違いますから、ですからそういう意味で首脳同士の肌身で温もりを感じるような外交の展開を大いに期待したいと思いますし、党としても政府にお任せだけではなくて、自民党としてもしっかりバックアップをしていきたい。そのために議員の派遣も考えたいと思っております。
読売新聞です。福岡県知事選について、県連が正式に服部副知事を推薦する方針を決める見通しですが、党本部としての推薦の扱いと選挙戦に臨む意気込みをお聞かせください。
地方選挙というのは、我々もずっと経験がありますが、党本部が号令をかけて頑張れとかどうとかということではなくて、地元がやっぱり積極的にやる。党本部はそれを下から支えていくというあたりが大事で、どっちが上でも下でもありませんが、やはり地元が積極的に奮起することが大事だというふうに思っています。