
- 開催
- 2020年8月21日
- 講 師:
- 庄司 潤一郎 防衛省防衛研究所研究幹事
- テーマ:
- 太平洋戦争に至る日本外交
8月21日(金)、「2020まなびとスコラ・オープン講座 日本の近現代史から学ぶ憲法 『まなびと夜間塾』」の第10回講座が行われました。今回も新型コロナウイルス感染拡大防止のため、Web会議システムでのリモートと収録での開催となりました。
講師には、防衛省防衛研究所研究幹事の庄司潤一郎先生を招き、「太平洋戦争に至る日本外交」と題して講演いただきました。
庄司先生からは、「近代日本の外交は、『大陸国家』を目指すべきなのか?それとも『海洋国家』を目指すべきなのか」という近代化を歩む日本の外交の基本について説明しました。また、「日露戦争と第一次世界大戦後には明確な『大陸国家』として歩み始めた結果、中国をはじめアジア諸国に進出することとなった」と大きな外交の転換点について解説しました。そして中国への進出が、ソ連やアメリカを刺激することとなり、太平洋戦争が避けられない状況に陥った経緯について、「遠因」「中間原因」「近因『直接原因』」に分けて話しました。
講座後、出席していた正副学院長やWebにて参加の塾生からも多くの質問がよせられ、予定の時間を大幅に超える講座となりました。
詳しくは下記動画をご覧ください。
https://youtu.be/BGtqCYKuIKI
講演録は下記をご覧ください。
2020.08.21 第10回「まなびと夜間塾」庄司潤一郎先生.pdf




